竹材・園芸素材愛知のあいちの竹屋

会員の紹介

株式会社 竹藤商店

竹材の卸売から発展
造園資材卸売のパイオニアをめざす

2013年に創業100周年を迎えた株式会社竹藤商店は、屋号に「竹」の文字があるとおり、創業当時は竹材の卸売を主とする会社でした。現在は造園資材全般を取扱い、なかでも石材の品揃えの豊富さは全国的にも他に類を見ません。秦野利基氏は当社の四代目社長。学究肌で「大学は農学部でしたが、大学院に進み研究と学会での論文発表に明け暮れる日々でした」といいます。その探求心は入社後も発揮され、中国、東南アジア、オセアニア、インド、南米、ヨーロッパなど社長自ら生産地に赴き、多種多様な石材、資材を積極的に輸入しています。4000坪の広大な敷地に2000トンを超える資材を取り揃えた「造園資材総合センター」は、豊富な在庫で「わざわざ遠方から訪れる業者の方も多いんですよ」と秦野氏。「今後はカタログの充実、展示会への出展、セミナーの実施、配送サービスなど、当社の強みである豊富な在庫をより生かしていきたい」と語ります。

造園資材全般に販路を拡大した竹藤商店ですが、「会社の原点はやはり竹」と、秦野氏。竹藤商店では、現在も愛知県をはじめ九州、四国、京都、そして中国から竹を仕入れ、販売しています。また竹垣などの特注品は熟練の竹職人による製作を行い、重要文化財の修復に必要な竹材を当社で調達することも。
近年は竹の需要の低下に伴って放置竹林が増加していますが、竹藤商店では地元NPOによる竹林の整備活動を支援、地元の竹を造園資材として買い取り、小牧市の七夕まつりにも提供しています。秦野氏は「竹は日本の伝統文化。これからも竹材を通じて伝統文化を継承し、社会に貢献していきたい」と語ります。

事業所名 株式会社 竹藤商店
所在地 愛知県小牧市小牧原新田1622 番地
代表 秦野 利基
事業内容 造園資材卸売及びセミナーの実施
連絡先 TEL:0568-77-2321( 代)  FAX: 0568-77-0117
E-mail info@zouenshizaikan.jp
URL http://www.zouenshizaikan.jp
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