日本文化の美意識を
現代人の生活に取り入れる
愛知県額田郡幸田町のタケヒロ産業は、昭和48年創業。造園資材の総合商社として、竹垣、竹材料を中心に、石材など造園資材全般を広く扱っています。二代目社長の鈴木貴司さんは「竹文化に見られる日本古来の美意識を大事にしながら、現代の生活でも使いやすい製品を提供していきたい」と語ります。
当社で力を入れているのが、プラスチック樹脂製の人工竹製品の開発と生産。天然の竹から型を起こして成型し、本物そっくりの質感の人工竹でつくった竹垣やパネルは、型づくりから当社が携わり、メーカーと共同開発した製品。人工竹は扱いやすく耐久性があることから人気が高く、「現代のニーズや建築仕様に合わせた製品づくりを心がけたい」と語ります。
当初は岡崎に本社がありましたが、平成23年2月、幸田町に本社を移転。隣地に商品センターを開設し、2000坪の広大な敷地で資材管理や製品作りの作業を行っています。さらに商品倉庫の増設工事を行っており、平成26年春に完成予定。よりスピーディな納入を可能にするために、在庫商品をさらに充実させていく方針です。
「同じ物を大量に仕入れて大量に売る時代ではなくなりました。ちょっと変わった素材や色の製品など、他では扱わないような珍しい製品も積極的に扱っていきたいですね。幅広い品揃えを心がけて、扱いのない製品でも問い合わせがあれば誠心誠意対応していきたいと思います」と話す鈴木さん。毎年印刷、発行している製品カタログをはじめ、自社サイト、フェイスブックなどインターネット上でも製品情報の発信を積極的に行っていきたいと語ります。
事業所名 | 株式会社 タケヒロ産業 |
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所在地 | 愛知県額田郡幸田町坂崎東鳴沢15-1 |
代表 | 鈴木 貴司 |
事業内容 | 竹垣、袖垣製品、石材、造園資材等の卸売 |
連絡先 | TEL:0564-63-1212 FAX:0564-63-0832 |
URL | http://www.e-takehiro.co.jp/ |