日本の伝統文化に根ざした「竹」に
とことんまでこだわりたい
名古屋市港区の阿南商店は、古材を使った趣のある社屋が印象的な会社です。「古材を使って、職人さんたちと一年がかりで建てました。壁は小舞竹を組んでつくった土壁です」と、社屋への思いを語る社長の阿南公明さん。「今はそういう職人さんがすっかり減ってしまいましたね」。そんな時代だからこそ、社屋も昔ながらの建築技法にこだわったといいます。竹材の置かれた倉庫を見上げると、どっしりとした黒い梁と土壁に組んだ小舞竹、土壁の優しい色が美しいコントラストを見せています。
創業は昭和58年。竹材、丸太、杭などの資材や竹製品の販売と、土壁工事の施工を行っています。「竹に関するものは何でも扱いたい」と、竹に関しては竹材をはじめ袖垣、竹箒、竹製品などを積極的に扱ってきました。また小舞竹を組んでつくる土壁のよさを見直す人も増えております。
「子どもの頃から身近にあったせいか、ずっと竹に愛着がありました」という阿南さん。時間の経過とともに色や表情を変え、さまざまな用途に用いられる竹の奥深さに魅入られたといいます。「竹が必要とされる限り、ご要望に合わせて提供していきたいです」と語ります。
事業所名 | 株式会社 阿南商店 |
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所在地 | [本社] 愛知県名古屋市港区新茶屋3丁目1126番地 [資材置き場] 愛知県名古屋市港区川園3丁目36-2 |
代表 | 阿南 公明 |
事業内容 | 竹材、竹製品、丸太・杭、造園資材、建築資材の販売、土壁等各種施工工事 |
連絡先 | TEL:052-303-0333 FAX:052-303-0368 |
anan-shoten@b-anan.co.jp | |
URL | http://www.b-anan.co.jp/ |